こんばんは
Dandyism JAPAN(ダンディズムジャパン)です。
明日は11月なのに雪になるようで
寒い一日になりそうですね。
今日の更新が遅くなってしまいましたが、
今日はジャケットのベントについて学びましょう♪
ジャケットの背中側の裾にある切り込み。
これって何のためにあるんだろう・・・って思ったことありませんか?
これを「ベント」と言います。
このベントは上半身の動きやすさをもたらすために考案された
ものであり、飾りではないのです。
あなたが普段着用しているジャケットはどうなっていますか?
裾を一度ご覧になってみてください。
今日はそんなジャケットの裾に入った切り込み、ベントのお話をしましょう。
まずはベントには大きく3種類あることを覚えておきましょう。
・両サイドに切り込みが入っている仕様を「サイドベンツ」
・中央に切り込みが入っている仕様を「センターベント」
・切り込みがない仕様を「ノーベント」
この3種類です。
また、どのジャケットの仕様でもビジネス向きですが、
それぞれの由来や特徴を知っておくとスーツ選びの一つの基準になります。
それでは、一つずつ説明しますね。
1,サイドベンツ
出典:http://www.menssoko.jp/archives/844
両サイドに切り込みが入っている裾の名称です。
その由来は、軍人がサーベルを取り出しやすいようにと裾を開いたのが起源だと言われています。
ベントの中ではもっとも動きやすく昨今では一般的に採用されています。
2,センターベント
出典: www.armadio.jp
こちらは中央に切り込みがある裾の名称です。
スーツ発祥の地英国で、馬に乗る際に動きやすくするために乗馬服の裾を割ったことが起源と言われています。
ただしセンターベントの中でも特にアメリカンタイプのスーツに多い、鉤形(かぎがた)のセンターベントは、区別して「フックベント」と呼ばれます。
フックベント
出典:http://www.global-style.jp/archives/7539
4 .ノーベント
出典:JP.NET
一方こちらは、ベントのない裾の名称です。
生地が腰まで包み込み、動きに制約を与えるため昨今のビジネススーツにはあまり用いられていません。ただし極端な動きを要求されないフォーマルウエアには採用されています。
いかがでしょうか?
裾にもそれぞれの成り立ちや由来を知っていると、今まで選んできたジャケットが違った視点で見えてきますね。
次のスーツを選ぶ際のヒントにしてみてくださいね!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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