【バイカラーニットで胸元から明るく!】

こんにちは。スタイリストの柏木です。
最近はすっかり秋めいてきて、朝晩と少し肌寒さが感じられる季節になってきました。

今日はカジュアルファッションの話をお伝えしたいと思います。
寒暖の差が激しくなってくると休日の服装選びで困ってしまうことってありませんか?

・寒いからどうしても重ね着で着膨れしちゃう・・・
・何か全体的に暗く野暮ったい感じになっちゃうなぁ・・・
・組み合わせが分からない・・・

などなど・・・色々あるかと思います。
この時期はコートを着るのはちょっと暑いし、カットソー一枚では若干寒さを
感じてしまうため、なかなか難しい時期なんですね。

そのため、カジュアルにおいては、
『何を着るか?』というよりも『どう見せるか?』と言う部分が
実は大事になってくるんです。

そこで今日は見せるアイテムの一つ『ニット』を活かしたコーディネートをご提案します。

ニットと言っても様々あるんですが、

私のおススメは・・・
『クルーネックのバイカラーニット』です。

こんな感じのアイテムです!!

グラフィックス1

出典:JORNAL STANDARD

クルーネックとは、首元が丸くなっておりいわゆる丸首というタイプの
ものです。また、バイカラーとは『2色』という意味のこと。

このクルーネックのバイカラーニットが良い仕事をしてくれるんです(笑)

グラデ-ションになっていたりくっきり2色にセパレートしていたりと
デザインのバリエーションはいろいろあるのですが、アウターの下からちょっと見せるだけでも、カラーリングのデザインが効いて新鮮なスタイルになるんですよ!

例えば・・・
ドレスシャツを合わせてカジュアルに着こなすと、デニムのコントラストと相まってメリハリがつきますよね!

グラフィックス2

出典:magazine.campus-web.jp
また、そのまま一枚ラフにあわせてももちろんグッドです!

グラフィックス3

出典:www.amazon.co.jp
さらにシャツとショートコートにあわせてよりカジュアルさを演出しても良し!

グラフィックス4

出典:menmel.hamazo.tv
いろいろな組み合わせができるのも大きな魅力ですね。

ニットのセレクトポイントは
必ず一色ベーシックカラー(ネイビー、グレー、ブラックなど)が
入っているものを選ぶと合わせやすいですよ。

ありきたりのニットの野暮ったさからバイカラーニットで
様変わりしてみせんか?

ぜひ『バイカラーニット』でこの時期のファッションを楽しんで見て
くださいね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

【美しいシルエットは上品さと大人の余裕の表れである】

 

こんにちは。 スタイリスト 柏木です。
今日は前回のブログの続きです。
洋服をセレクトする際に最も大切なことは何か?

と聞かれたら真っ先に思い浮かべて欲しいこと、それは・・・

『自分自身のサイズ感を知ること』ということを前回のブログでお伝えしました。
今日はその前回の記事の続きになります。
じゃぁそのジャストのサイズ感というのは、どのようにしたら見極めることができるのでしょうか?

正直言うと・・・
これは数をこなすしかありません・・・と言いたいところなのですが、
そんなことは無いんですね(笑)。

 

ちゃんとコツを理解してしまえば、後は数をこなすだけになりますから、まず基本を押さえてしまいましょう。

 

でもその前に・・・コツをお伝えする前にもっと大事なことをお伝えしたいと思います。
それは『男性がどのようにファッションを捉えているか?』
という大きなテーマになります。

実は、往々にして、
男性は上半身と下半身をトータルコーディネートで捉えることが苦手であるということを覚えておきましょう。

これはどういうことかと言うと、全体の色のバランスや組みあわせ、素材感を上下でどのように組み合わせたらいいのか苦手な傾向にあるということです。

 

よく、明らかに色の組み合わせが派手であったり、ジャケットとパンツの組み合わせがチグハグであったりする方を見たことがありませんか?
それはその方のセンスというよりも、むしろ男性特有の傾向なんだと思って欲しいんです。

 

じゃぁ、男性はどのようににファッションを捉える傾向にあるかというと・・・

着心地や着やすさ・機能性で選ぶ傾向にあるということです。

 

着やすさや機能性でセレクトすると一体どういうことが起こるでしょうか?
そう・・・余裕のあるサイズを選んでしまうんです。

前回お伝えした「Lサイズを買っておけば着られるだろう・・・」というのも、外見より着やすさや着心地を重視していることのあらわれであることが分かると思います。

しかし、それではいけません!

前回から何度もお伝えしたきたこと、
それは『自分自身のサイズ感をしっかりと知ること』です。

 

これはどういうことか言うと・・・
それは自分自身が着やすいか?』という自分目線ではなく
「他人からどう見えるか」を重視するということになります。

そのため、あなたが「ちょっとキツイかな・・・」と感じるくらいシルエットになると思ってください。

 

ファッションにおいて美しいシルエットの基本は、
正面・横・後ろ姿どこからみても身体のラインが美しくピッタリしていること。

こんな感じです!

スクリーンショット 2015-11-16 18.30.54

出典:柏木私物写真

スクリーンショット 2015-11-16 18.31.03 スクリーンショット 2015-11-16 18.31.11

Before                           After

出典:柏木私物写真

 

写真のような、ちょっとキツめの服を着て鏡の前に立って初めて「脚が長くなった!!」「やせて見える!!」と驚かれることが多いんです。

もちろん、動きに支障が出るほどキツいわけではありませんよ。

もしあなたが鏡の前で、自分の着こなしをチェックするとき、
正面からだけ見ていませんか?

実は正面からだけでは足りません。
正面からの自分の姿というのは、見慣れていることもあってどうも基準がゆるくなりがちになりがちなんですね。

 

そのため正面でOKだと思っても、
必ず『横向き』と『後ろ』からもチェックしましょう!

 

後ろからみると、一見良さそうに見えていたジャケットや、アウターの丈が妙に長く見えたり、パンツを試着してから横から見ると、脚の長さの感覚が正面とは違って見えたりするんです。

 

もし自分一人しかいない場合は・・・
その際はショップの店員に声をかけてみましょう!
「すみません、ちょっと自分のシルエットを取りたいので写メを撮ってもらいますか?」と声をかけてみてください。

 

撮ってもらった写真を見ながら、あなた自身がチェックする習慣をつけることです。

そうやって、少しずつ自分のジャストサイズの感覚を育てていくことが、
実は一見遠回りに見えるかもしれないが、最短の方法になりますよ!!

 

いかがでしょうか?
2回に渡って、服をセレクトする際のサイズ感の話をお伝えしました。
もし気になったら少しずつ実践していって下さいね。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

スタイリスト 柏木

 

『ジャストサイズ』を知ることで最も魅力的な自分を表現する

こんばんは。スタイリストの柏木です。

ファッションをセレクトする際に最も大切なことは何か?
と聞かれたら真っ先に答えることは何かお分かりですか?

それは『自分自身のサイズ感(ジャストサイズ)を知ること』です。
でも、『ジャストサイズ』と聞くと・・・
何かと難しく捉えてしまいがちですよね・・・。

しかしそんなことはありません。実際はとてもシンプルなものなんです。

ポイントを押さえてしまえば誰でも自分のジャストサイズを見極めることができるんですよ!

今日はそんなファッションセレクトする際の
『ジャストサイズ』を見極める方法を2回に分けてお伝えしたいと思います。

グラフィックス1

出典:men’s club
あなたはこんな悩みを持った事ありませんか?
・Mサイズって表記されているけれど、なんだかちょっと大きいな・・・。
・だいたいLサイズを買っておけば着られるんだけど・・・
もしこのような考えを持って洋服をセレクトしていたとしたら、少し鏡に立って自身の服のシルエットを見てもらいたいんです。

よく見て見ると・・・
たいていは袖や肩周りが『ダブついた外見になっている』はずです。
なぜこのようなことが起こるのかと言うと・・・
実は服にはそれぞれデザインが違っていて、同じメーカーの同じサイズであっても、デザインによってフィット感というものが異なるから!

たとえば、ウエストに対して太もも部分がゆったりデザインされた
パンツがあったとしましょう。
これをスポーツ選手ように太ももがしっかりと発達した人が着れば、とてもキレイなシルエットを作ることができます。

しかし反対にウエストが太く、太ももが細い人が着るとどうでしょうか?
足周りがダブついてしまい、全体的にダブついた印象を与えてしまうんです。

「Lサイズ買っておけば着られる」というのは、身体の各パーツを大きめに合わせたらそのメーカーではたまたまLサイズだった、ということすぎないんです。
そのため『ジャストサイズ』というのは、タグに書かれている
「M」とか「L」という文字のことをいうのではありません。

ジャストフィットというのは・・・

実際に試着したときに、どの程度のフィット感であれば
シルエットが美しくなるかを自分自身でわかっているかどうか?
ということ。
ここを意識してファッションをセレクトすることが
何よりも大切になってくるんです。
でもどうやったらできるの?・・・と思いますよね。

次回はその美しいシルエット出すための見るべきポイントを
お伝えしたいと思います。楽しみにしていてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。