こんにちは!
あなたはスーツのお直しを利用したことがありますか?
実はスーツを選ぶ際に覚えておいてもらいたい大切なことは、
お直しが可能な箇所とできない箇所をはっきりと知っておくことです。
店頭で売っている既製品のスーツを、よく『吊るし』と言いますが、既製品の場合、サイズ表記はJIS規格に則った表記で合わせて作られています。
・Y/170
(体型がY体であり、身長がおおよそ170cmの方向け)
・AB/165
(体型がAB体であり、身長がおおよそ165cmの方向け)
と言ったような表記方法です。
これには、なで肩やいかり肩、鳩胸や出尻などといった体型の違いまで考慮されてジャケットやスラックスが作られているわけではありません。
オーダースーツであれば、そのあたりは体型に合わせて作ることができるのですが・ね。
なので吊るしの場合は、
試着を繰り返すことでそのスーツが自分の体に合っているかどうかの感覚を掴んでいただくことが大切になってきます。
試着のポイントは、まず肩幅と着丈が合っているかどうかを確認しましょう。
肩幅が適正であるか否かは、ご自身の肩の方が、ほんの少し狭いくらいであることを目安にしましょう。
また着丈については直さないことをお勧めします。
というのは、ジャケットのポケットやボタンの位置は決まっており、仮に1cm単位でも着丈を直すとバランスが崩れてしまうからです。
その細かな拘りには、オーダースーツで対応することをお勧めします。
オーダーであれば、着丈に応じたポケットやボタンの位置を調整することが可能です!こちらは知識として覚えておいてくださいね。
では、吊るしのスーツにおいて
積極的に直していいところがあるのか?と言うと・・・
それは、ウエストと袖丈になります。
ウエストは腕を自然に下ろした時、前から見て脇に2cm程度の隙間が見えるくらいが理想です。
仮に太っていたとしても、その人なりにウエストを絞るとすっきり見えます。
肩から背中にかけて、なだらかなラインが繋がっていると、スーツを綺麗に着こなして見えます。
そして後ろから見て、ウエストが絞られていればさらにグッド!
極端に絞りすぎはやりすぎ感が満載ですが、ボタンを締めた際に、ウエストに軽くシワが入る程度が良いでしょう。あなたの体を包み込むようにカーブしていれば、体型はさほど気にならなくなります。
一方、袖丈は袖口から1cm〜1.5cm程度シャツがチラリと見える長さに調整しましょう。
衿や袖口からシャツが見えた時の視覚効果は抜群。ぜひ意識してもらいたいポイントです。
いかがでしょうか?
吊るしのスーツを利用される場合は、少しでも
お直しを利用することで、ご自身の体に合わせていきましょう。
そうする事でスーツの正しいサイズ感を身につけていけます。
そして新しいスーツはもちろんですが、あなたが普段着ているスーツを何倍もカッコ良く見せることは可能であるということを理解して、積極的にお直しを利用してみてください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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