【ワントーンコーディネートの難しさ】

こんにちは。パーソナルスタイリストの柏木です。
突然ですが、『ワントーンコーディネート』って聞いた事ありますか?
 
これ何かと言うと、
『同系色の色合いで組み合わせたスタイル』のことです。
 
主にグレー、ブラック、ネイビー、これらをベースカラーとして、
上下のアイテムを組み合わせていくスタイルとなります。
 

同系色の組み合わせと聞くと、一見『な〜んだ簡単じゃない?』って思いがち。
しかしこれは想像している以上に難しいんですね。
 
それはなぜでしょうか?

実はワントーンコーディネートということは同系色の組み合わせで
あることです。そうすると色を組み合わせるという選択肢はもはや無いものと同じだということです。
 
そうするとどのようにしてインパクトやアクセントをつけて演出するのか?
という新たな課題が出てきます。
 
その答えは何かと言うと・・・
 
『小物』を用いたり、『ディテール』でアクセントをつける

となります。
 
小物はというのは、時計や靴、巻き物など。一方ディテールと言うのは、裏地や生地などの素材だと思ってください。
 このように、大きなパーツでしっかりと特徴を出すのではなく、細かいところを全体にメリハリを付けるわけですね。
 
これが『ワントーンコーディネート』の難しさの所以であります。

例えば、生地感の違いを演出するのであれば・・・
下の写真のようなコーディネートはいかがでしょう?

グラフィックス1
出典otokomaeken.com

全体はグレーでまとめつつ、チェスターコートの生地感とトップスのセーターのザックリとした編み目、クリースなしの綿のスラックスでまとめています。
それぞれ色の主張はありませんが、生地感で差を出しているグレーのワントーンコーディネートの例です。

このようにさりげないひと工夫を演出して、全体的に野暮ったい印象になりがちなイメージを一新し、ひと味違った演出をするのがワントーンコーディネートの難しさなのです!
   

ちょっと難しいな・・・と思ったら無理にトライする必要はありません!

少しずつ実践していき、お店に行きながら、時には店員と話をしながらで実践してきましょう!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!!

お仕立て上がり品 - チェスターコート-

お世話になっております。
毎朝気温の違いに戸惑うDandyism JAPAN黒田雄一です。

本日のお仕立て上がり品は、前回のスーツと同時に購入されました
チェスターコートのご紹介です。
2015-12-04 16.50.04
前回のスーツとセットアップで。

生地はウール、アルパカ、モヘア、ポリアミドの4種混紡。

予測される効果としては、保温性、吸湿性、撥水性などに優れたウールにアルパカの弾力、
モヘアの光沢、ポリアミドの耐久性を加えることです。

表面に連続するぽこぽことした織り柄が入った表情のある生地。

2015-12-04 16.50.18
前回と同じ「カノニコ」のコート地です。

丈をかなり短めにし、軽快感のある印象に。
ボタンはスモーキー感のあるブラックで少しカジュアルに。
写真 2015-12-15 17 33 09

シンプルな3つボタンのチェスターコートですが、重厚な生地を軽快に見せる丈とボタンのおかげで、
お客様らしいコートにし立て上がりました。

*コートのオススメオーダー時期は、10月か遅くても11月頃となります。

スタンダード チェスターコート
price:¥125,000+ボタン ¥1,000=¥126,000-(税抜)

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Danydyism JAPAN H.P.

住所:東京都渋谷区神宮前4-2-17

□お気軽にお問い合わせください□
問い合わせ電話番号:03-4530-3750 (電話受付可能時間9:00~19:00)
メールアドレス  :info@dandyism-japan.jp

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【ラクだけどラフすぎないスウェット素材のパンツ】

こんにちは、
Dandyism JAPANの柏木です。

グラフィックス1
出典:4549337450295_400.jpg
スウェットと聞いてあなたはどんな印象をお持ちですか?

スポーツ着だったり、部屋着だったり、あまり人に見られたくない服だったり、
少なくても、お洒落着のカテゴリーには入らないんじゃないかな・・・と
思います。

と言うのは、スウェット素材特有の、あのゆったりとしたシルエットと、
柔らかい素材が何ともいえないリラックス感をもたらしてくれるんですよね。

でも、その「リラックス感」という意味を、着心地の良さに変えて
ドレスダウンアイテムに活かそうという動きが、近年続いています。

例えば、デニムやチノパン。
脱いだり履いたりするときに、硬くて履きづらかったり、伸縮性がないため
長時間履いていると疲れてしまったりしたことってありませんか?

その特有のゴワゴワとした硬い生地を、柔らかいスウェット生地で仕上げることができないだろうか?と考えて現在ショップで売り出されているのが、
写真のようなスウェット素材のパンツなんです。

それが冒頭の写真。

一見何も変哲の無いデニム見えますが・・・
 最近じわじわと注目を集めているアイテムで、
綿100%のスウェット素材で伸縮性の高い生地を使っているんです。
 
ショップのリサーチで色々なお店を廻っていますが
様々なブランドがバリエーション豊かにこのような
スウェット素材のアイテムを展開しています。
 
 一見すると、
『本当にこれスウェット素材なの?』って目を疑いたくなるんですよ!
 
遠目ではまったくスウェットとは分からないほど秀逸に作られているんです。
ただ一つ難点があるとすれば・・・
 
こういったスウェット素材で伸縮ができるとなると
どうしても楽チンなあまり、ラフな着こなしになりがちなんです。

 
そのため、このような伸縮性のパンツを着こなすためには
『ラクだけどラフには見せない』ことがポイント。
 
カジュアルな場でもしっかりと清潔感のあるコーディネート
を心がけましょう。

 
グラフィックス2
出典:20130906192328_42322.jpg

こちらの写真はネイビーのスウェットパンツなのですが、
野暮ったい印象はあまり感じないのでは無いでしょうか?
秘密はパンツのラインにあります。

このタイプのパンツは、「テーパード」と言い
太ももの巾(ワタリ巾)に多少ゆとりを持たせる一方で
膝下〜足首にかけて細く仕上げてあるのが特徴なんです。
 
さらに伸縮性に富んでいるので、
ロールアップして裾をキレイに見せるスタイルもいいですね!

このようの伸縮素材のパンツは
特有のリラックス感が現れてしまいがちです。

テーパードのようなスッキリとしたシルエットで
『ラク』だけど『ラフ』すぎないスタイルを楽しんでくださいね☆

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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