グラフィックス2

【良いものは長く付き合う〜デキる男の基本的な服のメンテナンス術〜】

こんにちは、
Dandyism JAPANパーソナルスタイリストの柏木です。

グラフィックス1
出典:1426405950958.jpg

スーツ、シャツ、パンツ、ネクタイ、アウター、靴・・・
ビジネスファッションでもカジュアルファッションでも、1年でダメにしてしまう人と、3年〜5年も同じ状態を保っている人がいます。

その人のモノに対する愛着という面もあるのでしょうが、
やはり良いアイテムは長く使用したいものです。

どんなに品質の高い商品でもずっと使い続けていれば、経年劣化は
避けられません。ただし劣化を最小限に抑え長く保てるかどうかは、
あなたの普段の扱い方次第になっています。

今回はデキる男の基本アイテム
・ジャケット、・シャツ、・パンツ(スラックス)、
・アウター、・ネクタイ、・シューズ

この6点に絞った基本的なメンテナンスの方法をお伝えします。
それでは早速始めていきましょう。

1、ジャケット

グラフィックス2
出典:20111107SSH-601-2.jpg

ジャケットは、帰宅後のブラッシングが何よりも大切になります。

これは生地についた、ホコリやゴミをしっかりと除去するためです。

「ジャケットをバサッと振り払えばいんじゃない?」と思いがちですが、実はそれだけではほとんどホコリが落ちません。
なぜなら・・・繊維と繊維の間にあるホコリはブラッシングじゃないと取れないんですね。

ジャケットは首元を指1〜2本でかけながら、軽くなでるように首元からブラッシングしましょう。

1日中歩き回ったジャケットは疲労困憊しています。そのためしっかりとハンガーにかけてあげることを忘れずに!
そしてハンガーにかけた状態で、クローゼットに保管しましょう。

ウール素材のシワが気になる場合は、スチームか霧吹きが有効です。

蒸気はシワを直して、匂いも消すのでお風呂場にかけるのも効果的ですよ!

2、パンツ(スラックス)

グラフィックス3
出典:bol-nokisaki.blogspot.com

スラックスはクリースライン(真ん中にある折り目のライン)が生命線です.

そのため帰宅後は裾口の縁をハンガーに挟んで、逆さ吊りにしましょう。
1時間程度ハンガーにかければ、スラックスの重みで自然なクリースライン
が戻ってきます。
ただしそれだけでは不十分なので、最後はアイロンを使って仕上げてくださいね。

3、シャツ(ワイシャツ)

グラフィックス4
出典:109_N4071-AF_s01_p03.jpg

水洗いできるものは、家での洗濯でも大丈夫です。

ただし洗いすぎには注意。

それは洗濯時に生地が擦れ合ってダメージが加わってしまうからです。
シャツはだんだん襟元や袖口がほつれてきたり、汗で黒ずんできます。

そのため毎回クリーニングに出すことをおススメしています。
特にオーダーメイドのシャツなどはパリッとした状態でお仕立てすることで
体へのフィット感を発揮してくれます。

4、アウター

グラフィックス5
出典:e.right-on.co.jp

アウターは日光が当たるような光が差す場所に保管すると、変色することがあります。

そのためクローゼットで保管をしましょう。

またシーズンOFFの時期にクリーニングへ出すことを忘れずに!
カシミヤやシルクなどの高級素材は虫食いが起こりやすいので、
クリーニングに出さずにシーズンを越してしまうのは危険です!

5、ネクタイ

グラフィックス6
出典:13506429_624-300×225.jpg

結び目を緩めてから、やさしくシャツから引き抜いてください。

ネクタイは吊るしておくと、一ヶ所に比重がかかるので横置きの方がおススメです。

またネクタイに多く用いられているシルク素材は、摩擦の影響で毛羽立ちが生じやすいので、
汚れが付着した場合は、擦ることは避けましょう。
まして洗濯器にかけるのは御法度です。汚れがついたら、即クリーニングへ。

6、シューズ(革靴)

グラフィックス7
出典:20111119215626.jpg

靴は2日連続して同じものを履く事は避けましょう。

理想は1日履いたら1日休めること。

1日履いた革靴はジャケットと同じくクタクタになっています。
形も崩れてしまっているためしっかりとシューキーパーを入れて
形崩れを予防しましょう。

そしてシューキーパーを入れた後は柔らかい布でホコリを払って、
靴磨きをすれば、良いコンディションを保つことをできます。

以上6つのアイテムの基本的なメンテナンスをお伝えしました。
今年あと10日足らずです。共にビジネスで頑張った服にも
メンテナンスのご褒美をしてあげましょう!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。