【間違いだらけのクールビズ①〜なぜ単なるノーネクタイではダメなのか?】

こんにちは!

ここ数日夏のような暑い日が続いていますね。
梅雨を通り越して夏本番なんてことはないことを祈っている今日この頃です。

さてこうも暑いと、ビジネスマンの方々には、毎日のビジネスファッションのセレクトにも
一苦労なのではないでしょうか?

 

日本の夏は、欧米に比べると高温多湿であり、ジメジメとした気候が特徴なことで有名ですよね。そのため夏場にあたっては、ネクタイとジャケットというビジネススタイルに頭を悩まされてしまうのは毎年のことです。

 

5月に入り、今年も「クールビズ」の季節がやってきました。

2005年からスタートしたこのクールビズ。
10年以上経ったとはいえ、実はクールビズには明確な定義はないのが事実なんです。
せいぜい、「一般的なスーツスタイルではない夏の軽装」といったぐらいの認識でしょうか?

 

そんな曖昧な状態で、半ば言葉だけが一人歩きしたまま10年以上経ってしまったことを
感じています。

 

 

ここで改めてこの「クール・ビズ」を見直したいと思いまして・・・

今日から数回にわたって、間違いだらけのクールビズと題してお伝えしたいと思っています。

初回の今日は、『ただのノーネクタイではダメな理由』です。
それでは始めていきましょう。

 

グラフィックス1

出典:kashi-kari.jp

クールビズは文字通り、「クール」+「ビズ」です。
「クール」と付くだけに、一見涼しさや軽装というイメージを想起させられませんか?

しかし・・・夏でも快適に過ごせる服であるという意味もあるのですが、
その一方で、まず第一に『ビジネスの装いである』という大前提であることを
忘れてはいけません。

そのため、ビジネスの場における服装というものは、
「相手から好感を得ながら、自分自身の気分を高めつつ、あなたの本当の実力を示すべきもの」
であると考えます。そこには当然、お客様から感謝されたり、報酬を頂くという真剣勝負な場であるということに間違いありません。

そうであれば・・・

それまで着ていたスーツのネクタイだけ外してしまうことだったり、
さらに上着も脱ぎ、ワイシャツのボタンも大きく外して、袖を腕まくりしている事だったり、ポロシャツとヨレヨレのチノパンにタックインしてしまう事だったり・・・etc

 

グラフィックス2

出典:otokomaeken.com
これでクールビズが良いはずがありません。
しかし・・・現実には「これの何がいけないの?」と思ってしまった方がいるのではないでしょうか?

このような認識では、間違いなくあなたの印象は良くなるどころか急降下してしまいます。

ただのノーネクタイやだらしない人の状態でいることは、言って見れば、手ぶらで武器を持たずに戦場に出るようなもので、半ば自殺行為と言っても過言ではありません。

「でも、クールビズって夏の軽装ではないですか?薄着にならなかったら意味ないじゃないか?」と思ってしまっていませんでしたか?

そこがクールビスの認識度の最大の問題。「軽装」の意味を完全に履き違えてしまっています。

「薄着」であることはいいのです。軽装というのは文字通り「軽い装い」であって
間違っても「正装を崩したもの」ではないということを覚えておきましょう。

この違いをお分かりでしょうか?

グラフィックス3

出典:business.nikkeibp.co.jp
ここでもう一度先ほどの話に戻しましょう。

スーツスタイルというのは、ジャケットを着てタイを締めて革靴を履いた状態
を真っ先と思い浮かべるのではないでしょうか?

それはすなわちビジネスマンであり、大人の男の象徴であるからです。

そのスーツスタイルをベースとして
「ネクタイ」をマイナスにして、「きちっとした襟元」をマイナスにするとどうなるのか?

もう一気にビジネススタイルではなくなってしまうんです。
酷く言ってしまえば、居酒屋の雰囲気ともいうべきでしょうか?

「ただのノーネクタイ」スタイルからは、ビジネスの雰囲気は一切感じさせられません。
せいぜい1日クタクタになって仕事をしてきたお父さんというイメージです。

いくら暑いからといって、居酒屋の雰囲気で仕事をしますか?という話なのです。

ただネクタイをしないことが「クールビズ」だと思っていると大変痛い目に遭ってしまいます。
スーツをベースとしたスタイルからの引き算だけでは、間違いであるということを
初回の本日では覚えてもらいたいと思います。

では、本来のクールビズスタイルとは一体どういうものなのか?
こちらは次回お伝えしますね!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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