夏の着こなし

お世話になっております。Dandyism japan黒田雄一です。

職業柄、時間があれば通りすがりの方々のスーツ、シャツの着こなしを観察しています。

その中で、目を引く着こなしをしている方に共通しているのは、自分の体型、見た目のキャラクターに合った着こなしをされている方です。

この時期ですと、ビジネスシーンでも半袖シャツの方を多く見かけます。

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太め体型の方はルーズフィットでも、ホワイト系のさわやかな色で袖にキチッとプレスがされていればかなりさわやかな印象です。
柄はピンストライプは鉄板柄ですね。
そして、太め体型の方は良い生地のシャツが良く似合う。
見える面積が多くなるからだと思いますが得だなと思います。

クールビズ時期は良い生地のシャツを着てみて下さい。

体格の良いスポーツ系の方は、タイトなサイジングのシャツに白地にブルー系のさりげないデザインシャツがさわやかで良く似合います。

細身の方はサイジングがとても重要に思います。

オーバーサイズになりがちで、着られている感がすぐ出ます。

タイトすぎると顔が大きく見えるので、胸廻りはタイト過ぎないジャストサイズですが、ウエストはタイト。

逆三角形に見せてしまうバランスです。

どれもキチっとアイロンがけされていることは必須です。

そして、大事なのは髪型や眉毛もきちんと手入れされていることです。

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見た目に気を使うなら、服だけではなくトータルで整える必要があるなとつくづく思わされます。
そして、
ファッションが好きな方は見た目に気を使うだけあって清潔感のある方がほとんどです。
それは、かっこ良くしたい、なりたい、仕事ですと信用を得たい、という気持ちの強さも関係してくるように思います。
オシャレになるには、スキを失くした上で必要に応じて、崩していく必要があります。
しかし、そこまでになるには結構な服好きで、鏡をよく見て自分というものを分析していかなければなりません。
なかなか出来ることではないかもしれません。
だとすれば、得意な人に任せれば良いと思います。
そんな人、身近にいないと言わないて下さい。

我々ダンディズムジャパンが最も得意とするところです。

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日々ファッションと向き合い、勉強し、試しています。
だからファッションに関して、あまり分からないという方や、

見た目力を上げたいけど時間がなくて自分ではできないという方はお任せ下さい。
我々が外見力を上げる力になります。
仕事、恋愛、交友関係を広げる為にもファッションを楽しんで下さい。
きっと違う世界が見えると思います。

盛夏スーツ①

蒸し暑い日々、先日千葉県茂原市のもろこしフェスタに行って山ほど枝豆を買ってきました。(もろこしは売り切れ・・・)

 

いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。

Dandyism JAPANオーダースーツコンシェルジュ黒田雄一です。

今回は盛夏に向けたリネンスーツを新調し、

ディティールデザインに新しい試みをしていますので着用感と共に参考になさっていただければと思い紹介致します。

 

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リネンは吸湿性、放湿性、速乾性が非常に高く、軽い。

そして、人類最古の素材というロマンも兼ねたこの素材で、この夏は涼しいスーツを作ろうと思っていました。。。

しかし・・・

そうなんです、実際は少し暑い!

それには理由があります。

今回のリネン、目が結構詰まっていることで、熱が篭りやすいのです。

そして、素材が単純に涼しいと思い、裏地を「背抜き」にしたことも原因です。

やはり、リネンスーツと言っても打ち込みの多さ(目の詰まり)を考慮すること、

それに適した裏地を選択する必要があると気づかされました。

(これを活かして打ち込みが多い、少ない、とで初夏と盛夏で使い分けるなんてのもシャレてますね。)

そして、背抜きにするならサマーウール、フレスコのような、通気性の良いウールにするべきで、

リネン生地は、パット、裏地も芯地もなく通気性の良い、リラックスシルエットの「アンコンストラクテッド(アンコン)」が良いと思います。

リネンスーツは不思議と裏地が付くことで暑さがウールより増しているように感じます。

なぜなら、裏地のないパンツはとても涼しいからです。

 

そして、リネンスーツと言えば「シワ」ですね。

椅子に長時間座ってパソコンに向かっていると

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この通り、豪快にシワになります。

私は、素材感が出て、軽やかな涼しい印象が季節感を演出してくれて好きですが、第一印象が大事な場面では避けるかもしれません。

シワは打ち込みが多く、重めな方がこまかなシワにならずいいなと思います。

 

私のこの夏の思惑は、リネンスーツにコットンリネンシャツ、下着に「SEEK」という完全盛夏対策セットを思い描いておりました。

これ以上ない盛夏の実用スーツになるはずだと・・・。(リネンより盛夏向けの素材はシルクシャンタンがありますが、光沢がありすぎるので実用的ではない。)

ですが、今年は見事勉強の年になりました^^

次回オーダーするならば、同じ素材でアンコンで仕上げます。

今回は涼しさを重視した選択になっていますが、TPOに応じた作りをご提案致しますのでお気軽にご相談下さいませ。

長くなりましたので、次回細かなディティールをご紹介致します。

 

 

 

 

 

スーツを楽しむ

Dandyism-JAPANスーツコンシェルジュ黒田雄一です。

前回に引き続きスーツについて書いていきたいと思います。

 

今回はシルエットとドレスコードについてです。

 

シルエットは大きく3つに分けられます。

 

ブリティッシュな角ばった肩にシェイプのきいた胴回り。

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イタリアらしい丸い柔らかなシルエット。

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アメリカンな胴回りをあまり絞らないボックスシルエット。

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そして其々に人に与える印象があります。

信頼感を与えるのは「ブリティッシュ」、

リラックス感があり警戒心を弱める「イタリアン」。

カジュアル感があり骨太な印象を与える「アメリカン」。

例えば、

大事な商談の時は「ブリティッシュ」。

普段は親しみやすい「イタリアン」。

休日出勤などの社内業務の日は「カジュアルアメリカン」。

という具合に使い分けることが出来ます。

そして朝、着替える時にこれらのスーツを選ぶ行為が紳士的であり、他人に対する思いやりでもあり、オシャレを楽しむ醍醐味です。

そして素材を季節ごとに変えることが出来れば、

選ぶ楽しみも増え、周りに与える印象も変わるかもしれません。

「情緒のある、おしゃれな人だな・・・」と、

これが多少個人的ではありますが、「ドレスコード」です。

 

実践的な「ドレスコード」はかなり細かなルールが存在しますが、それは少しづつ・・・。

たとえば、

世界的に、「ストライプは都会の柄。茶色のシューズは田舎的。」とされています。

 

そうすると、紺のストライプスーツに茶色のシューズはドレスコードとしては合っていない。NGです。

欧米などでの金融関係の方とのお仕事の場では、第一印象はアウト。となるそうです。

厳しいですね。ですが「ドレスコード」をマスターしていることで、教養人、信頼できる人としての切符は手に入れれます。

外見は大事ですね。

知れば知るほど、実に付けば身に付くほど、その日の自分に合わせたスーツ、

お気に入りのスーツなど、オシャレする紳士的な楽しみが出て、豊かな人生への一端を担うことが出来るかもしれません。