お世話になっております。

DandyismJAPAN 黒田雄一です。

 

この時期になると、軽いスーツに自然と手が伸びます。

 

薄手の生地で仕立てたスーツ。

 

サラッとした肌触りの生地のスーツ。

 

通気性に富んだ生地のスーツ。

 

などがそうです。

 

しかし、これだけでは少し軽い程度のスーツです。

 

もっと、軽くしていきましょう。

 

 

といっても、出来ることは一つ。

 

芯材を省くです。

 

スーツやジャケットの中には上の写真のように様々な素材を張り合わせた芯材と言われるものが入っていて、形を作っています。

この芯材を省いた仕立ての代表は「アンコン」と言われる

アンコンストラクテッド・スーツです。

このような、裏地も肩部分のみで一枚仕立ての芯材なし構造のスーツです。

 

ここ最近のジャケットやコートはすべてこの作りでしたね。

寒くないのかなと思いましたが、オシャレは我慢です。

もちろん胸から腰にかけての張りは無くなりますが、

かなり軽量になります。

 

ただ、この作りだと裏が見えた時にかなりカジュアルな印象になりますので、

 

裏地を付けたまま芯材を省くということもできます。

 

 

シャツを羽織っているとまでは行きませんが、

芯材が入っているスーツと比べると格段に軽くなります。

これに、マニカカミーチャ（シャツ袖）の袖仕様にすればナポリスーツのような軽やかな印象のスーツになりますし、

＜マニカカミーチャ＞

シャツの袖付け方法で仕立てる袖で、アームホールより大きい袖を付けるので写真のようなシワができる。軽やかな雰囲気と肩の稼動域が広がり着心地が上がる。

 

 

極薄パットをいれて普段と変わらない、構築的なスーツにすることも出来ます。

 

春夏スーツ、是非ご相談下さい。

 

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