Dandyism-JAPANスーツコンシェルジュ黒田雄一です。
前回に引き続きスーツについて書いていきたいと思います。
今回はシルエットとドレスコードについてです。
シルエットは大きく3つに分けられます。
ブリティッシュな角ばった肩にシェイプのきいた胴回り。
イタリアらしい丸い柔らかなシルエット。
アメリカンな胴回りをあまり絞らないボックスシルエット。
そして其々に人に与える印象があります。
信頼感を与えるのは「ブリティッシュ」、
リラックス感があり警戒心を弱める「イタリアン」。
カジュアル感があり骨太な印象を与える「アメリカン」。
例えば、
大事な商談の時は「ブリティッシュ」。
普段は親しみやすい「イタリアン」。
休日出勤などの社内業務の日は「カジュアルアメリカン」。
という具合に使い分けることが出来ます。
そして朝、着替える時にこれらのスーツを選ぶ行為が紳士的であり、他人に対する思いやりでもあり、オシャレを楽しむ醍醐味です。
そして素材を季節ごとに変えることが出来れば、
選ぶ楽しみも増え、周りに与える印象も変わるかもしれません。
「情緒のある、おしゃれな人だな・・・」と、
これが多少個人的ではありますが、「ドレスコード」です。
実践的な「ドレスコード」はかなり細かなルールが存在しますが、それは少しづつ・・・。
たとえば、
世界的に、「ストライプは都会の柄。茶色のシューズは田舎的。」とされています。
そうすると、紺のストライプスーツに茶色のシューズはドレスコードとしては合っていない。NGです。
欧米などでの金融関係の方とのお仕事の場では、第一印象はアウト。となるそうです。
厳しいですね。ですが「ドレスコード」をマスターしていることで、教養人、信頼できる人としての切符は手に入れれます。
外見は大事ですね。
知れば知るほど、実に付けば身に付くほど、その日の自分に合わせたスーツ、
お気に入りのスーツなど、オシャレする紳士的な楽しみが出て、豊かな人生への一端を担うことが出来るかもしれません。