シャツ生地について

シャツ選びは、スーツを上手く着こなす上で大きなポイントになります。
日本人はVゾーンの作り方が得意ではないと言われますが、
それは、学生時代のなごりから社会での正装はホワイトシャツという風潮があるからだと言われています。
しかし、身なりに拘るのであれば週に一度や雨の日くらいは華やかさを演出してみるのも良いのでは?
Vゾーンが変わると着慣れたスーツも違って見えてくるもんなんですよ?
Dandyism JAPANの取り扱うシャツ生地ブランドをご紹介致します。

カンクリーニ(イタリア)

イタリア生地らしい柔らかく繊細な生地のカンクリーニ。

織りが細かく、はっきりとセンスの良い柄が出ていてクオリティーの高さを感じさせてくれます。

デザインは幅広いですが、艶のある色を使い他社の生地とは違う魅力があります。

その魅力はエルメス、ゼニア、ヴィトン、ディオールなどに取り扱いのあることでも証明されます。

 

トーマスメイソン(イギリス)

歴史は古く、1796年にイギリスにて創業しています。

1850年には英国王室に認められ、英国王室御用達の称号を授かることになります。

その技術力で近代では、ポールスミス、ターンブル&アッサーなどに生地を取り扱われるようになりました。

今はイタリアのAlbini社に買収されましたが、トーマスメイソンの伝統、物作りに対する姿勢は受け継がれています。

デザインはイギリスらしい明るい原色を使った柄が多いく、さわやかな印象を与えます。

 

国産生地

デザインが豊富でトレンド感のあるものからベーシックなもの、形状記憶生地まで約800種類以上をご用意しております。

ご予算に合わせて生地クオリティーも選べます。

仕事納めさせていただきます。

とうとう今年最後の営業日になってしまいました。

そして同時にニット、シャツ、スーツ回り用品セールは終わりますが、

来年1/10~16日までスーツのセールを開催します。

Dandyism-Japanが厳選生地を仕入れご用意いたしますのでご期待下さい。

さらに!

お探しの生地があればなるべく期待にそえる品物を

仕入れてまいりますのでご希望の方は、1/6までにご連絡いただければ幸いです。

生地価格が通常の価格よりお買い求めやすくなる特別期間です。(仕入れ在庫に限りになりますのでお早めに。)

今年一年も大変お世話になりました^^

来年も弛まず精進していきます!

年始は1/6からの営業になります。

一同揃ってよろしくお願い申し上げます。

Dandyism-Japan一同

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生地の紹介 ゼニアⅠ

「ゼニア」は世界でも有名なイタリアを代表する生地メーカーです。

企業理念は「良い素材は良いデザインを求める」

私どものサロンでも取り扱いがあり、生地ブックを見ていても理念通りデザイン、質、共にとても良いものです。

一言でゼニアといっても、展開している生地の種類は多く、その中からいくつか数回の記事に分けて、紹介させていただきます。

一番人気の生地はゼニアの「TRAVELLER(トラベラー)」という展開の生地。

特徴は「シワになりにくく、シワになってもとれやすい」です。

何故そうなるかと言うと、通常2本の糸を同じ方向にねじって撚りますが、

それが反対方向にねじれるとすぐほつれ、元に戻りにくく、それがシワになります。

しかしトラベラーの糸は一本づつを時計回り、反時計回りに撚ることでほつれにくく、元に戻る力が強く

シワになりにくい生地になります。

一晩ハンガーに掛けておけばシワがほとんどとれてしまうといわれる理由ですね。

さらに強く撚りをかけることによって光沢を出し、デザイン性にトレンドを取り入れています。

長距離の電車移動や長時間の会議の多いビジネスマンには最適の生地となっております。

是非スーツに拘りを加えてみて下さい。

生地選びの参考にしていただければ幸いです。

次回は ゼニア「TROFEO トロフェオ」の特徴を説明させていただきます。

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お楽しみに

 

黒田