スーツ仕上がり品

オーダースーツが出来上がりました。

こちらは、2つボタンの3ピース(ベスト付き)。

image

秋冬用の、厚めで起毛した生地。
斜めに線が入った織り方で手織り風のものを選びました。
最近の寒さでもダウンベストにマフラーで外出できる位暖かいです。

色がダークグレイなので様々な色のシャツ、ネクタイに合わせやすい。

右の腰ポケットはダブルになって少し斜めに、
後ろのスリットは両サイド、
それに絞ったウエストという、ブリティッシュスタイルを意識しました。

IMG_8593 (2)
image

ベストはポケット付きの襟付きで、襟先が上に尖ったもの。ピークドラペルと言います。
上着を脱ぎベストスタイルになると少しドレッシーという遊び心^ ^

image

パンツはツータックにして時計ポケットにフタをつけたクラシックなデザインに。
パンツ全体を細身にすればタック入りも野暮ったさがなくスタイリッシュになります。

image

細かなディティールを自分好みにすれば毎日何気無く着用している仕事着に自分らしさを出せ、いろんなシーンで印象力も上げれます。ファッションの楽しみも加えることが出来ます。

是非自分らしい1着を作るお手伝いが出来ればと思っております。

されど服

服のことを学べば学ぶほど

興味深い事がたくさんあります。

モード、カジュアル・・・様々な分野がありますが紳士服のクラシックスタイルは1世紀半という

歴史があり、追及されつくしています。

そのスタイルを纏うと不思議と気品や風格が出てくる。

それは美しいバランスに支えられています。

「㎜ミリ」単位でバランスが調整されています。

image

それほど基本がしっかりとあり、それゆえに個性も出せます。

中世の男達から現代に生きる我々までもの間

興味を失わず、追及され続けてきたのは

完璧な装いが自信を与えてくれ、人にとても良い印象を与えれることを

知っている、又は感じているからではないでしょうか。

我々dandyism-japanでは基本を押さえ、

お客様のお好みと共にスーツを作り上げていくことが出来ればと考えております。

 

黒田

 

 

生地選び

image

オーダースーツ、シャツの大きな楽しみである生地選び。

季節や肌の色、着用するシーンを加味して選んでいくことが多いと思います。

生地によってシングルスーツか
ダブルのスーツどちらに仕立てる方が良いかを
選択することもあります。

ビジネススーツは職業により色柄の制限が厳しかったりもしますが

生地の特性で選ぶ楽しみ方もあるのではないでしょうか

徹底的に防水処理をした生地。

編み方により僅かにストライプが浮き上がったり沈んだりする生地。

シワが一晩でほぼ目立たなくなる生地。

こんな密かな拘りで仕立てたスーツも自分のビジネスシーンに

一種の彩りを与えてくれるのではないでしょうか。

是非大事な場面で勝負できる一着をお仕立て下さい。

dandyism-japanでは様々な提案をご用意致しておりますので

ご相談ください。

 

 

黒田