スーツを新調しましたので、ご紹介します。
シングルのピークドラペルスーツ。
ラペル巾を10cmと、流行の7cm巾より3cmUP。
インパクトが強いことと、胸板も厚く見えるので、頼りがいのある強いイメージを作ります。
さらに肩は「コンケープドショルダー」と言い、首から肩先にかけてえぐったようなカーブを描き、袖付けの部分が盛り上がっています。
肩が角ばり、堅牢で堅いブリティッシュな雰囲気。
気合の入ったスーツです^ ^
是非参考にして下さい。
「10cm迄の襟巾UP」、「コンケープドショルダー」はプレミアムラインで無料選択です。
胸ポケット、腰ポケットの形状は以外に多く、
スーツ、ジャケパンスタイルの雰囲気を大きく変えることができます。
例えば、ダブルジャケットの腰ポケットをパッチポケットにして軽快感を出したり、
フォーマルなジャケットであれば、フラップなしの両玉タイプポケットをと、
ハズシに使ったり、クラシックな拘りをテイストしてみたり。
ポケットと言えど、選ぶ楽しみがあるのです。
今回ご紹介したいのは、胸ポケットの「バルカポケット」と腰ポケットの「チェンジポケット」です。
まず「バルカポケット」とは舟型をした胸ポケットのことで、
ナポリ服の特徴的ディティールでバルカ＝舟底のように、
なだらかなカーブから端はキュッと釣り上がるような形をしているポケットのことです。
これと似た形で「舟型」という胸ポケットも存在するのですが、
これは、通常のハコ形ポケットが少しカーブし、端が釣りあがったような角ばったポケットのことです。
形状が似ているので、これをバルカポケットとして販売している既製服もあります。
しかし、本物の「バルカポケット」は角を丸く仕上げてあり、前述したように独特のカーブを描きます、
この角の丸みとカーブを出すには手がかかり、そして、その雰囲気が存在感の違いになって出ています。
イタリアのスーツは全体的に丸みを帯び、柔らかで軽やかな雰囲気と着心地が特徴的で、
その雰囲気に合わせるようにバルカポケットが生まれたのではないでしょうか。
これもまた本物感を出す拘りのオプションです。
胸元にナポリの小舟をいかがでしょうか＾＾
スタンダード￥1.000-
プレミアム 標準仕様
長くなったので「チェンジポケット」は次回ご紹介させていただきます。
先日、そこそこ近くの創作スペイン料理店でランチをいただいてきました。
本来の営業は夜のバーなので、カウンターのみの店内と、ランチメニューは２種類のパエリアのみ。
トマトベースか普通の魚介ベースのみの味付けからの選択。今回は普通の魚介ベースを選択しました。
すると、まず前菜
器まで本格的で、創作らしくマヨネーズがのっているが雰囲気満点。
そして、
これです。なんと、オリーブオイルを選んで食べれるんです。
白いデザインの容器のオリーブオイルは苦みがありくせのある味、
黒はフルーティーな味わい。と私のようなオリーブオイル素人にでも違いが分かりやすいもの。
どちらも少量づつ試して、今回は白の苦みのあるものを選びましたが、どちらもおいしい！
そして、「あがり」に自家製オリーブ茶が湯呑で登場！ほどよいオリーブ風味が良いです。
なんとも楽しいランチ体験。これで￥1.000-！
「オリーブオイルバー アヴェンチュラ」
東京都渋谷区神宮前３-１-２４ ソフトタウン青山１０７
[月~金・土・日]
17:00〜25:00 LO24:00
tell:03-6804-1338
是非、当店に来られた時などにも、少し歩きますが・・・お試し下さい。お勧めです。
そして、スーツのことも。
前回、ご紹介させていただきました、お客様のスーツ袖口の、ボタンホールカラーを1つだけ黄色にしていました。
これは、「ボタンホールの色糸変更」オプション。
料金はスタンダード（1箇所） 税別2.000-、プレミアム（1箇所） 税別1.000-となります。
ボタンホールであれば、袖口、ラペルのフラワーホール、前ボタン。パンツ、ベストのボタンホールまで、
スーツについているボタンホールのどの箇所でも変更可能です。
袖口であれば、１つづつ全部色を変えてみたり、今回の写真は袖口より１つ目でしたが、2つ目、3つ目どちらでも可能。
色選択はスーツ生地にある色を拾って選べば間違いは少ないですが、
差し色として明るい色で遊んだり、生地のメインカラーと同系色でトーンを変えるだけでも印象も気分も変わります。
袖口はボタンが密集しているので、違いを楽しめる場所です。
他にも、ラペルのフラワーホールも顔に近いので目立ちますが、カジュアルジャケットなどには試しやすい場所です。
是非、お好みの色で自分らしい一着に仕上げる楽しみを増やしていただければと思います。
