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よく目にする腕時計

最近、雑誌でも取り上げられることも多く、中古市場でも価格がウナギ登りの腕時計「オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク」。
現在ではステンレス高級時計は何の違和感もありませんが、発売された1972年頃、ステンレスは金属として、とてもチープなイメージだったそうです。それを腕時計界で一新する偉業を成し遂げたのがロイヤルオークです。革命児なんですね。

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(http://www.faust-ag.jp/userfiles/image/sense/sn188/sn188_01_01s.jpg より引用)

一見とてもエッジの効いた固そうな金属的な印象を受けますが、つや消しサテン加工をあえてキラキラ輝くようにした仕上げや8角形のベゼルサイドを鏡面仕上げにするなど洗練されたポリッシュを使い分けることによって、男らしい強いイメージとラグジュアリー性を兼ね備えた、唯一無二の存在になっています。
海外でも人気があり、オーデマピゲを付けていることで、信用できる人物としての評価は上がるそうです。
スポーティーラグジュアリーの先駆けとして、「パテック・フィリップ ノーチラス」や「カルティエ パシャ」、「ブルガリ ブルガリ・ブルガリ」などをデザインしたジェラルドジェンタの処女作。

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(http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/94/0000790794/43/img92412ca0zikczj.jpeg より引用)

英国軍の戦艦ロイヤルオーク号が名前の由来で、モチーフは船窓とも潜水服のヘルメットとも言われています。確かにどちらもモチーフになりそう。
ブログなどでいろいろ調べさせてもらっていますと、結構な時計マニアの方やセレブで「リシャールミル」などの数千万クラスの別次元腕時計のオーナーまでステンレスベルト時計はロイヤルオークがあれば他に目移りしないようです。
確かに、見れば見るほど掴みどころのない不思議な時計であることは間違いなく、それが魅力になっているのではないかと思います。

スーツの仕事をさせていただいていますと、靴、カバン、時計・・・と様々な紳士ものに興味が湧いてきます。これはかっこいい!良いものだ!お勧めしたい!というものを見つければ、今後ご紹介させていただこうと思いますのでよろしくお願いします。