お世話になっております。
DandyismJAPAN黒田雄一です。
今回は、雨の日のビジネスシューズについてです。
雨の日用の革靴を持っている方、普段の靴に防水スプレーをしている方、気にしない方もいると思いますが、ちょっとお付き合い下さい。
こちらは「CHURCH‘S(チャーチ)のSHANNON(シャノン)」という靴
雨用の高級靴としてよく上げられる靴です。
この靴が雨の日に向いている理由は、
1、革に加工が施してある。 (水を弾く)
2、水が染み込み難い製法。 (靴の内側に水が入りにくい)
3、ラバーソール(ゴム底)である。(スリップしない、水が染み込まない)
この3つです。
そして、この3つが雨に強い革靴の良い基準になりますので参考にして下さい。
この「CHURCH‘S(チャーチ)のSHANNON(シャノン)」は、革に樹脂加工がしてあり、水をかなり弾きます。
しかし、その代償として樹脂加工の靴はクリームも弾いてしまい入らないんですね。
普通は。(学生さんが履いているローファーやドクターマーチンのブーツなどがそう。)
でも、そうなんです。シャノンはクリームを少量ですが吸い込んでくれるんです。
樹脂加工はシワになりやすいので、クリームがはいらないと、
革が避けてしまう可能性が上がってしまうので、クリームが入るということはありがたいことですね。
そして製法はグッドイヤーウェルテッドですが、
ストームウェルトという靴底とアッパー(靴底以外の部分)の隙間(ここから靴内部に水が入ってくる)にコバ(張り出し)があるものを使用しているので、防水、防塵にとても優れた作りになっています。
写真をみると、靴底とアッパーの間に丸い紐が張り付いているように見えると思います。これが、ミソなんですね!
靴底はラバーソールとそうでないものとあり、お好みで選択出来ます。
見た目は少し無骨で樹脂の光沢が強いですが、
雨用のビジネスシューズとしてはこの上ない良い靴です。
しかし、
このシャノンとよく比べられる靴があるんです。
それが、
「PARABOOT(パラブーツ)のシャンボード」という靴です。
結構ハードな作りでこの時点で「うちの会社は無理。」と言われそうですが、様々なモデルがあり履いている人は多いです。
こちらは、油分を多く含ませた革を使用し、
耐水性と痛みに強い革になっております。
そして、製法が本来、登山靴やスキー靴に用いられる「ノルヴェイジャン製法」。
雨が染み込んでくる、靴底とアッパー(底以外の部分)の隙間に蓋を縫いつけているような製法です。タウンユースとしてはオーバースペックとも言えるこの堅牢さは安心感と信頼そのものです。
そして、グリップ力の高いオリジナルラバーソール。
少し、無骨でビジネスシューズっぽくないですが、この堅牢さで支持率は高いようです。
この二足はかなり雨に強い作りなので、本格的な靴が好きならお勧めです。
ただ、価格も6万~8万円台と、とても男前です。
高いですよね。。。
そこで、そこまでは、、、という方にお勧めなのが
「スコッチグレイン」のラバーソールモデル。
オリジナルソールで「テクノソール」と言うようですね。
アッパーは国産の革を質を落とさないように製作制限をして、
しっかりとグッドイヤーウェルト製法で作られています。
百貨店でよく見かけますが、2、3万円台で購入できる革靴とは思えない革質とクオリティーです。
ただ、雨対策としてはラバーソールくらいなので、縫い目に油性ワックスを塗る、防水スプレーの使用などをする必要もありますが、
基本はこまめに手入れをして、油分を欠かさないことが水に負けない靴を作るコツです。
後のお勧めの靴としては、価格は4万ほどしてしまいますが、
セレクトショップのオリジナルシューズもお勧めです。
見た目にも洗練されていて、防水加工をしているもがありますので、
良い雨用ビジネスシューズだと思います。
私が良いなと思ったのは、「SHIPS」オリジナルのもので、ネットでは見当たりませんので、店舗のみの取り扱いかもしれませんが、
樹脂加工の皮にグッドイヤー製法でラバーソールのシューズで、
形も綺麗なものでした。
こちらで発見しました 「SHIPS 渋谷店」
気になる方は電話確認してみて下さい。
靴好きにとっては、雨の日のシューズが一足あると、頭の片隅にある悩みが取れたような安心感があります。
同じように、気になっている方は是非参考になさって下さい。
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