夏の着こなし

お世話になっております。Dandyism japan黒田雄一です。

職業柄、時間があれば通りすがりの方々のスーツ、シャツの着こなしを観察しています。

その中で、目を引く着こなしをしている方に共通しているのは、自分の体型、見た目のキャラクターに合った着こなしをされている方です。

この時期ですと、ビジネスシーンでも半袖シャツの方を多く見かけます。

tumblr_nftofpQqaF1qgeruwo1_500

太め体型の方はルーズフィットでも、ホワイト系のさわやかな色で袖にキチッとプレスがされていればかなりさわやかな印象です。
柄はピンストライプは鉄板柄ですね。
そして、太め体型の方は良い生地のシャツが良く似合う。
見える面積が多くなるからだと思いますが得だなと思います。

クールビズ時期は良い生地のシャツを着てみて下さい。

体格の良いスポーツ系の方は、タイトなサイジングのシャツに白地にブルー系のさりげないデザインシャツがさわやかで良く似合います。

細身の方はサイジングがとても重要に思います。

オーバーサイズになりがちで、着られている感がすぐ出ます。

タイトすぎると顔が大きく見えるので、胸廻りはタイト過ぎないジャストサイズですが、ウエストはタイト。

逆三角形に見せてしまうバランスです。

どれもキチっとアイロンがけされていることは必須です。

そして、大事なのは髪型や眉毛もきちんと手入れされていることです。

M-popularity1

見た目に気を使うなら、服だけではなくトータルで整える必要があるなとつくづく思わされます。
そして、
ファッションが好きな方は見た目に気を使うだけあって清潔感のある方がほとんどです。
それは、かっこ良くしたい、なりたい、仕事ですと信用を得たい、という気持ちの強さも関係してくるように思います。
オシャレになるには、スキを失くした上で必要に応じて、崩していく必要があります。
しかし、そこまでになるには結構な服好きで、鏡をよく見て自分というものを分析していかなければなりません。
なかなか出来ることではないかもしれません。
だとすれば、得意な人に任せれば良いと思います。
そんな人、身近にいないと言わないて下さい。

我々ダンディズムジャパンが最も得意とするところです。

leavetoemployees5point

日々ファッションと向き合い、勉強し、試しています。
だからファッションに関して、あまり分からないという方や、

見た目力を上げたいけど時間がなくて自分ではできないという方はお任せ下さい。
我々が外見力を上げる力になります。
仕事、恋愛、交友関係を広げる為にもファッションを楽しんで下さい。
きっと違う世界が見えると思います。

スーツを楽しむ

Dandyism-JAPANスーツコンシェルジュ黒田雄一です。

前回に引き続きスーツについて書いていきたいと思います。

 

今回はシルエットとドレスコードについてです。

 

シルエットは大きく3つに分けられます。

 

ブリティッシュな角ばった肩にシェイプのきいた胴回り。

tyesuta-barhi-

イタリアらしい丸い柔らかなシルエット。

brioni

アメリカンな胴回りをあまり絞らないボックスシルエット。

blks2

そして其々に人に与える印象があります。

信頼感を与えるのは「ブリティッシュ」、

リラックス感があり警戒心を弱める「イタリアン」。

カジュアル感があり骨太な印象を与える「アメリカン」。

例えば、

大事な商談の時は「ブリティッシュ」。

普段は親しみやすい「イタリアン」。

休日出勤などの社内業務の日は「カジュアルアメリカン」。

という具合に使い分けることが出来ます。

そして朝、着替える時にこれらのスーツを選ぶ行為が紳士的であり、他人に対する思いやりでもあり、オシャレを楽しむ醍醐味です。

そして素材を季節ごとに変えることが出来れば、

選ぶ楽しみも増え、周りに与える印象も変わるかもしれません。

「情緒のある、おしゃれな人だな・・・」と、

これが多少個人的ではありますが、「ドレスコード」です。

 

実践的な「ドレスコード」はかなり細かなルールが存在しますが、それは少しづつ・・・。

たとえば、

世界的に、「ストライプは都会の柄。茶色のシューズは田舎的。」とされています。

 

そうすると、紺のストライプスーツに茶色のシューズはドレスコードとしては合っていない。NGです。

欧米などでの金融関係の方とのお仕事の場では、第一印象はアウト。となるそうです。

厳しいですね。ですが「ドレスコード」をマスターしていることで、教養人、信頼できる人としての切符は手に入れれます。

外見は大事ですね。

知れば知るほど、実に付けば身に付くほど、その日の自分に合わせたスーツ、

お気に入りのスーツなど、オシャレする紳士的な楽しみが出て、豊かな人生への一端を担うことが出来るかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

スーツは不思議な洋服

Dandyism-JAPANスーツコンシェルジュ黒田雄一です。

スーツについて知れば知るほど洋服としての歴史を感じます。

よくヨーロッパでは役職によって着るスーツのランクがあると言われ、

日本のように新人でもいきなり10、20万もするスーツを着れるような気風はないようです。

写真 2015-05-28 7 08 34

その気風は、国其々の心に染み付いた文化の違いであり、日本人であれば、たまに着る浴衣が心地良かったり、大河ドラマで見る着物、甲冑などで武将の拘り、性格が分かったりという、小さなころから長くいる環境から感じ、教わり、自然と身についている感覚だと思います。

スーツはイギリス貴族から始まり、世界に広がりました。

BrummellDighton1805
BenjaminSuitsNOLARiverfront1912

イタリアが仕立て技術を磨き柔らかなスーツ、イギリスは伝統を守り堅牢なスーツ、アメリカは大きなシルエットで大衆的なスーツ(アメリカのスーツはヨーロッパ移民が持ち込んだとされている。)、フランスはイギリスを意識しながら通好みの孤高なスーツを作ります。

ディティールもバルカポケット(イタリア)、チェンジポケット(イギリス)、センターフックベント(アメリカ)、フィッシュマウスラペル(フランス)など其々に特徴があります。

ヨーロッパ人という同族意識の中、ルーツを自分のものと感じ、各国の本物を築き上げてきた歴史は人々の心に深く染み付いているのではないでしょうか。

我々、日本人がスーツを文化として捕らえることは難しいかもしれませんが、スーツを知ることで自分のものにすることは出来ると思います。

重要なのはシルエットとドレスコードです。

ちょっと長くなりますので頁を改めます。