お仕立て上がりスーツ

Dandyism JAPANオーダースーツコンシェルジュ黒田雄一です。

お客様、スーツご紹介です。

オーバーチェックのネイビースーツ。

グレンチェックにウィンドーペーンが入った柄をオーバーチェックと言います。

画像では分かりにくいですが、今回は赤の細いウィンドーペーン。

密かな情熱を表現しているのでしょうか。

タイトフィットに斜めになった腰ポケット。

バルカポケットに本切羽でイタリアンブリティッシュ仕様です。

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フレンチスーツ

Dandyism JAPANオーダースーツコンシェルジュ黒田雄一です。

最近とても気になるスーツスタイルがあります。

それは、「フレンチスーツ」

ハイウエストやラペルのフィッシュマウスデザイン、フロントカットがセミスクエア、などが特徴で、

パリで世界の王族や国家元首を相手にテーラーリングをする日本人

鈴木健次郎さんがおっしゃるには、「生地と身体の間に空気の層を入れること、

シャープに見えて、ゆとりを感じさせることがエレガンスの源泉になる」

と言います。

シャープなスーツが流行していますが、シャープに見せながら体を締め付けない

ゆとりがあることで、どこか行動までが優雅に見えるのではないでしょうか。

そしてそれが主張しすぎず、着用する人を引き立てるスーツとなるのでしょう。

イタリアのスーツが男性的とすれば、フレンチスーツは中性的だと感じます。

イタリアがブルーならフランスはパープル。

イタリアが力強いクラシックならフランスは斜に構えた孤高なクラシック。

なんとも抽象的な表現ですが、

男らしい華やかさと、

200px-Colosseum_in_Rome,_Italy_-_April_2007

艶やかで妖しさのある華やかさです。

Pont_des_Arts,_Paris
なんとか伝わっていただければありがたいです(汗)

少し個性を出したい時に同じフランスの生地メーカー「ドーメル」の生地などでいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

フレスコ生地のダブルスーツ

Dandyism JAPANオーダースーツコンシェルジュ黒田雄一です。

夏の定番生地の一つフレスコでのダブルスーツを仕立てました。

 

 

 

 

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今回はイギリス生地なのでしっかりとした打ち込みが綺麗に光沢を出してくれています。

織が大きいので、それが模様のように見え独特のクラシックな雰囲気を醸します。

 

 

 

 

 

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夏生地のスーツ生地というと、薄く軽い雰囲気で好きでないという方も多いですが

この生地であれば、体温が内に籠ることがなく、涼しいことに加え

重みも兼ね備えており、紳士的に着こなしていただける生地になります。

 

 

 

 

 

三つ揃えで、

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時には、オフィスではベスト着用で紳士に過ごしてはいかがでしょうか。

こちらはダブルのベスト。

 

 

 

是非参考になさって下さい。