【人前でのベルトの締め直しは御法度!】

こんにちは!

よく交差点で信号待ちをしていたり電車で立っている時に、

スラックスのベルトを、ずり上げる男性がいるのを見た事ありませんか?

 

あれ、実は御法度なんです!

ベルトを人前でずり上げたり緩めたりするしぐさは自体実はセクハラなんです。

 

外国でそれをしてしまうと、SEXを連想させるので絶対に禁止ですよ!

 

そもそもスラックスをずり上げるのは・・・
ベルトが緩いか、ウエストの位置で履いていないことが原因として考えられます。

 

あなたはベルトをしっかりと正しい位置で締めていますか?

スラックスのベルトを正しく締めている方は以外と少ないんです。

 

ベルトのルールとして『真ん中の穴でとめる』のが基本です。

 

よく見てみてください。
たいていのスラックス用のベルトは5つ穴が開いています。
そのため5つある穴のうち3番目で止めるのが正しいスタイルになります。

 

バックルが3番目の穴にかかるようにしましょう。

ベルトの先がピローンと長く伸びている状態は美しくありませんよ。

 

グラフィックス1

出典:lafabric.jp

 

またウエストの測定を測定する際は、ベルトをする位置より少し高めの部分を測りましょう。
その時のポイントは、お腹をへこまさないことです。お腹をへこますと正確なサイズが測れないので自然体で計測することが大事です。

 

グラフィックス2

 

出典:http://blog.mens-fashion-labo.com/how-to-suit-size-284

 

ベルトを緩めていると、行き着く先は伸び切ったゴムのジャージになってしまいます。

思い出してみてください。袴の帯は、ちょっと息苦しいくらいキツく締めますよね?

これは帯をギュッと締めることで帯がコルセットと同じ役目になり、美しく正しい姿勢を保つことができるからです。

 

その状態に慣れるとやがてラクになります。しかし、緩めると際限なく緩めていくことになるので注意しましょう。体は着ている服のサイズまで太ります。

 

正しい位置でベルトを締めることは、ただ単にスラックスがずり落ちない為だけではなく
美しい姿勢やシルエットを保つ上でも大切だということを覚えておきましょう。

 

そのちょっとした手間を怠らないことが大事です!

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

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【本格スーツを知るために〜”ミル”と”マーチャント”の違いとは?〜】

こんにちは!

あなたはオーダーメイドスーツの魅力の一つは何ですか?
と聞かれた時に何と答えますか?

いろいろ思いつくかと思いますが、その中で『豊富な生地の種類』を思い浮かべた方も
いるのではないでしょうか?

表生地や裏地は、スーツのシルエットだけではなく印象も大きく変えてしまうほどインパクトがありますよね。パッと見た際に『あっ!このスーツ何か違う!』と感じるのも生地による部分が大きいのです。

 

そんなオーダースーツの生地。実はは大きく分けて2つに大別されるのです。
それは、ミルとマーチャントという存在です。

 

『ミル』というのは服時製造業者のことであり、平たく言えば自社ブランドのことです。大きな織物工場を所有し自社の生地ブランドを持っています。一方もう一つは『マーチャント』と呼ばれる、服地卸商の存在があります。これも平たく言うと織物商社のことです。

 

原料となる羊毛を買い付けて、契約しているミルに織ってもらい、出来上がった生地を保管してショップやテーラーに流通していく役割を担っています。いわば生地を上手にプロデュースしていく存在、それがマーチャントの役割になります。

本日はオーダースーツの生地の代表的なミルとマーチャントをお伝えしましょう。

・代表的なミル

エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna

グラフィックス1

出典:blog.livedoor.jp

 

自社一貫管理のイタリア生地を代表する世界ブランドです。
原材料に超細番手の羊毛をセレクトするなど、紳士服の最高級のテキスタイルを生産しました。
「ゼニア」というだけで、一目を置かれる存在になっています。
ロロ・ピアーナ(LoLo Piana

グラフィックス2

出典:suit.blog.jp

 

高級生地にこだわり続ける、1936年イタリアにて創業したミルです。
「タスマニアン」や「ザ・ウェーブ」といった世界的に名高い生地を生産しており、

カシミアなどの高級素材の取り扱いでもトップのシェアを誇っています。


・代表的なマーチャント

ドーメル(DORMEUIL)

グラフィックス3

出典:material_03

 

世界を代表するマーチャントで1842年にシュールズ・ドーメルによって繊維商として設立されました。モヘア生地「トニック」は今でも世界各国で愛用されています。

 

スキャバル(SCABAL

グラフィックス4

出典:s.webry.info

 

世界最大の生地販売量を誇るマーチャントで、1938年ベルギーのブリュッセルで設立されました。バンチを利用した生地流通システムを考案し、導入したことでも知られています。

 

いかがだったでしょうか?

 

今日は代表的なミルとマーチャントをお伝えしました。

スーツの良し悪しに大きく影響を与えるものが生地です。

 

スーツの中でも大きな面積を占める要素だけに、着心地や見た目など

あなたにピッタリな生地をセレクトする際に参考にしてみてください。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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【間違いだらけのクールビズ①〜なぜ単なるノーネクタイではダメなのか?】

こんにちは!

ここ数日夏のような暑い日が続いていますね。
梅雨を通り越して夏本番なんてことはないことを祈っている今日この頃です。

さてこうも暑いと、ビジネスマンの方々には、毎日のビジネスファッションのセレクトにも
一苦労なのではないでしょうか?

 

日本の夏は、欧米に比べると高温多湿であり、ジメジメとした気候が特徴なことで有名ですよね。そのため夏場にあたっては、ネクタイとジャケットというビジネススタイルに頭を悩まされてしまうのは毎年のことです。

 

5月に入り、今年も「クールビズ」の季節がやってきました。

2005年からスタートしたこのクールビズ。
10年以上経ったとはいえ、実はクールビズには明確な定義はないのが事実なんです。
せいぜい、「一般的なスーツスタイルではない夏の軽装」といったぐらいの認識でしょうか?

 

そんな曖昧な状態で、半ば言葉だけが一人歩きしたまま10年以上経ってしまったことを
感じています。

 

 

ここで改めてこの「クール・ビズ」を見直したいと思いまして・・・

今日から数回にわたって、間違いだらけのクールビズと題してお伝えしたいと思っています。

初回の今日は、『ただのノーネクタイではダメな理由』です。
それでは始めていきましょう。

 

グラフィックス1

出典:kashi-kari.jp

クールビズは文字通り、「クール」+「ビズ」です。
「クール」と付くだけに、一見涼しさや軽装というイメージを想起させられませんか?

しかし・・・夏でも快適に過ごせる服であるという意味もあるのですが、
その一方で、まず第一に『ビジネスの装いである』という大前提であることを
忘れてはいけません。

そのため、ビジネスの場における服装というものは、
「相手から好感を得ながら、自分自身の気分を高めつつ、あなたの本当の実力を示すべきもの」
であると考えます。そこには当然、お客様から感謝されたり、報酬を頂くという真剣勝負な場であるということに間違いありません。

そうであれば・・・

それまで着ていたスーツのネクタイだけ外してしまうことだったり、
さらに上着も脱ぎ、ワイシャツのボタンも大きく外して、袖を腕まくりしている事だったり、ポロシャツとヨレヨレのチノパンにタックインしてしまう事だったり・・・etc

 

グラフィックス2

出典:otokomaeken.com
これでクールビズが良いはずがありません。
しかし・・・現実には「これの何がいけないの?」と思ってしまった方がいるのではないでしょうか?

このような認識では、間違いなくあなたの印象は良くなるどころか急降下してしまいます。

ただのノーネクタイやだらしない人の状態でいることは、言って見れば、手ぶらで武器を持たずに戦場に出るようなもので、半ば自殺行為と言っても過言ではありません。

「でも、クールビズって夏の軽装ではないですか?薄着にならなかったら意味ないじゃないか?」と思ってしまっていませんでしたか?

そこがクールビスの認識度の最大の問題。「軽装」の意味を完全に履き違えてしまっています。

「薄着」であることはいいのです。軽装というのは文字通り「軽い装い」であって
間違っても「正装を崩したもの」ではないということを覚えておきましょう。

この違いをお分かりでしょうか?

グラフィックス3

出典:business.nikkeibp.co.jp
ここでもう一度先ほどの話に戻しましょう。

スーツスタイルというのは、ジャケットを着てタイを締めて革靴を履いた状態
を真っ先と思い浮かべるのではないでしょうか?

それはすなわちビジネスマンであり、大人の男の象徴であるからです。

そのスーツスタイルをベースとして
「ネクタイ」をマイナスにして、「きちっとした襟元」をマイナスにするとどうなるのか?

もう一気にビジネススタイルではなくなってしまうんです。
酷く言ってしまえば、居酒屋の雰囲気ともいうべきでしょうか?

「ただのノーネクタイ」スタイルからは、ビジネスの雰囲気は一切感じさせられません。
せいぜい1日クタクタになって仕事をしてきたお父さんというイメージです。

いくら暑いからといって、居酒屋の雰囲気で仕事をしますか?という話なのです。

ただネクタイをしないことが「クールビズ」だと思っていると大変痛い目に遭ってしまいます。
スーツをベースとしたスタイルからの引き算だけでは、間違いであるということを
初回の本日では覚えてもらいたいと思います。

では、本来のクールビズスタイルとは一体どういうものなのか?
こちらは次回お伝えしますね!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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