こんにちは!
あなたはオーダーメイドスーツの魅力の一つは何ですか?
と聞かれた時に何と答えますか?
いろいろ思いつくかと思いますが、その中で『豊富な生地の種類』を思い浮かべた方も
いるのではないでしょうか?
表生地や裏地は、スーツのシルエットだけではなく印象も大きく変えてしまうほどインパクトがありますよね。パッと見た際に『あっ!このスーツ何か違う!』と感じるのも生地による部分が大きいのです。
そんなオーダースーツの生地。実はは大きく分けて2つに大別されるのです。
それは、ミルとマーチャントという存在です。
『ミル』というのは服時製造業者のことであり、平たく言えば自社ブランドのことです。大きな織物工場を所有し自社の生地ブランドを持っています。一方もう一つは『マーチャント』と呼ばれる、服地卸商の存在があります。これも平たく言うと織物商社のことです。
原料となる羊毛を買い付けて、契約しているミルに織ってもらい、出来上がった生地を保管してショップやテーラーに流通していく役割を担っています。いわば生地を上手にプロデュースしていく存在、それがマーチャントの役割になります。
本日はオーダースーツの生地の代表的なミルとマーチャントをお伝えしましょう。
・代表的なミル
エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)
自社一貫管理のイタリア生地を代表する世界ブランドです。
原材料に超細番手の羊毛をセレクトするなど、紳士服の最高級のテキスタイルを生産しました。
「ゼニア」というだけで、一目を置かれる存在になっています。
ロロ・ピアーナ(LoLo Piana)
出典:suit.blog.jp
高級生地にこだわり続ける、1936年イタリアにて創業したミルです。
「タスマニアン」や「ザ・ウェーブ」といった世界的に名高い生地を生産しており、
カシミアなどの高級素材の取り扱いでもトップのシェアを誇っています。
・代表的なマーチャント
ドーメル(DORMEUIL)
出典:material_03
世界を代表するマーチャントで1842年にシュールズ・ドーメルによって繊維商として設立されました。モヘア生地「トニック」は今でも世界各国で愛用されています。
スキャバル(SCABAL)
出典:s.webry.info
世界最大の生地販売量を誇るマーチャントで、1938年ベルギーのブリュッセルで設立されました。バンチを利用した生地流通システムを考案し、導入したことでも知られています。
いかがだったでしょうか?
今日は代表的なミルとマーチャントをお伝えしました。
スーツの良し悪しに大きく影響を与えるものが生地です。
スーツの中でも大きな面積を占める要素だけに、着心地や見た目など
あなたにピッタリな生地をセレクトする際に参考にしてみてください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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